2022/11/20 00:14

SNSがこの世に出現したのが2000年初頭と言われています。Facebook・twitterが2008年からなので、本格的な普及から既に15年近くが経過しています。普及し始めの頃のSNSは、人と人とのコミュニケーションが急速に円滑になり、爆発的な人気に火を付けた事は確かです。しかし、SNS利用の高度化や多様化、過度な広告媒体化により、フェイクや炎上商法・誹謗中傷等の問題も顕著になってきました。最近ではSNSが直接的な原因による自殺まで発生しています。制度や規制が進歩に追いつかず、かなり悲惨な状況になりつつあります。私も少なからずSNSの恩恵を受けている一人と言えますが、投稿にはかなり神経を使っています。SNSの原理原則を「言論の自由」とするならば、自由に投稿(主張)してもいいのでは?と思うかもしれません。しかし、自由主義の国家にも「法律(規制)」があります。つまり、法律の元の自由を原理原則としなければいけません。15年以上の間、規制らしいい規制を受けず野放し状態のSNSがこの様な惨状になったのは、「必然」と言わざるを得ません。この状況に「メス」を入れようと、イーロンマスクがtwitterを買収したかどうかは不明ですが、SNSに方向転換の時期が到来している、、そんな気がしています。「嘘」からは「嘘」しか生まれません。しかし、「真実」の周りに「嘘」が紛れていても、その「嘘」は「真実」に消されてしまいます。注目を浴びたい、商品を売りたい、自分を主張したい、「虚像」を作るきっかけは様々です。持続可能な社会を作る為にも、今一度考えなおす時期に来ているのではないかなぁ・・・・と思う今日この頃です。