2022/08/31 23:46
「税金」この言葉にアレルギーをお持ちの方は多いと思います。納税は国民の「三大義務」の一つです。しかし、多くの国民は学生の頃に税金に対する正常な教育を受けていない為、単純に「税金を取られている」と感じている方が多いのです。本来、税金は互助の考え方をシステム的に国が制度化・義務化したものであり、労働者が公平に納税する代わりに安定的な「行政サービス」を受ける権利を得る。この考え方が本来の形・定義と言えます。「税金は払わないといけません!!」としか先生が教えていない為、税に対する「いびつな」考えがはびこっているのでしょう!海外の高速道路では高額納税者専用レーンがあったり、企業が雇用者を大量に確保する代わりに該当年度の納税を猶予・免除したり、かなり合理的に納税行政が行われているそうです。日本はもっと堂々と行政サービスを全国民が享受できる環境を整備し、また行政はもっと積極的にサービスを提供・案内(宣伝)しないといけないと思います。あまりに行政に対して無知な国民が多い為、毎年機械的に「税金を取られている」と感じている人が多いのだと思います。結果、「税金で暮らしている公務員はいいなぁ」という無意味な言葉が生まれてくるのです。公務員も民間人と同じように納税しています。ただ、民間企業と違い、倒産のリスクが少ないというメリットはありますが・・・。積極的に納税の恩恵を受けられない日本は「貧富の差」が拡大する一方です。コロナ禍で給付金をばらまいていますが、もっと日常生活に寄り添ったシンプルな行政サービスの展開を期待したいものです!「頑張れ日本!」
