2022/08/17 02:10

日本人に不安遺伝子が多く存在するのはなぜでしょう?世界と比較して多いのなら、もともと多い体質でスマホ依存・スマホ脳・コロナ禍で更に悪化していると考えた方が無難でしょう。日本人は必要以上に心配する人が多いのも事実です。ダーウィンの「進化論」を参考に考えると、長い歴史の中で心配性の人同士の結婚が繰り返され、現在のようにたくさんの不安遺伝子を持つようになった。「キリン」も高い木の葉を食べる事の繰り返しで今の首の長さを手に入れたと言われています。では、なぜ心配性なのでしょうか?自然災害の多い国・島国である事も影響があるかもしれません。しかし、自然災害の多い国は日本以外にもたくさんあります。楽観的な国民性を持つ「ハワイ」や「グアム」も島国(アメリカ)です。災害や島国は原因にはなりません。心配(不安)の根本的な原因は「知識不足」にあると思います。物事を幅広く知らない・理解していないとどうなるか。何かの困難に差し掛かった時、対処方法が見つからなかったり、対処方法を間違ったりします。結果、困難はいつまでたっても解決しない為、「・・・たらどうしよう」と不安になります。冷静に起こっている事を受け入れ、持っている経験や知識の中で解決方法を見つければ解決に要する時間の大小に関わらず「安心」「達成感」「安堵」は訪れます。しかし、日本人は解決方法や対処方法を探す前に原因ばかりに注視し、解決前に他人への援助を求めてしまう傾向にあります。このパターンで困難を解決してしまうと対処方法を学習しない為、次の困難でまた同じ事が繰り返されます。高度経済成長期には会社・日本全体で解決していた為、一部の知識人がいれば良かったのでこのパターンが習慣化したのだと思います。「法律は人を助ける為にある」とよく言われますが、果たしてそうでしょうか?私は「法律は知っている人の味方をする」と思っています。法律家になれとは言いませんが、法律に関わらず色々な知識を身に着ける事は日常の不安を和らげてくれる「薬」「パワー」となり得ます。どうでしょう!色々な事を経験し知識・理解を深めていく努力を少しずつ実践してみては・・。きっと明るい未来が見えてくるはずです。さて、第三弾では「不安遺伝子」の取り除き方法を考えてみたいと思います。つづく・・・。